国会質問と答弁1(11月13日・参議院法務委員会) 近藤正道(社民党)
2008.11.13 参議院法務委員会 質疑者 近藤正道
近藤正道(社会民主党・護憲連合):大臣よろしくお願いいたします。あの、最初にですね、先月の10月26日の夕方、あの、渋谷で起こったですね、あの事件について、大臣の所見をお伺いしたいと思います。
えー、これはですね、えー、先月の26日の夕方、えー、渋谷のハチ公あたりで、若い連中が、その、歩いて行けるところに麻生総理の私邸、敷地だけでも62億円くらいするそうなんですが、これをですね、見に行こう。と、こういうことになって、そして、その後ですね、えー、歩き出したところ、まあ規模としては、あの、野次馬等もいましたんで、正確に何人くらいかわからないんだけども、まあ50人、野次馬を含めても100人くらいじゃないかと、そういうふうに言われておるんですが。まあ最初はですね、オマワリさん、近くにいたオワマリさんは、行くときはちゃんと歩道を通っていかなきゃだめだよ、で、総理のうちの前に行ったらですね、あの、5人くらい束になって、あの、歩いて行かなきゃだめだよ、と、そんな話をしていた。
ところが、固まって動き出して、赤信号で止まって、青になった途端にですね、私服の警察官がわっと襲いかかってきて、えー、そのー、3人逮捕された、と。まあ、一人が逮捕されて、そして、その逮捕を阻止しようとしている二人が公務執行妨害でやられたと。こういう事件だそうであります。
近藤正道(社会民主党・護憲連合):大臣よろしくお願いいたします。あの、最初にですね、先月の10月26日の夕方、あの、渋谷で起こったですね、あの事件について、大臣の所見をお伺いしたいと思います。
えー、これはですね、えー、先月の26日の夕方、えー、渋谷のハチ公あたりで、若い連中が、その、歩いて行けるところに麻生総理の私邸、敷地だけでも62億円くらいするそうなんですが、これをですね、見に行こう。と、こういうことになって、そして、その後ですね、えー、歩き出したところ、まあ規模としては、あの、野次馬等もいましたんで、正確に何人くらいかわからないんだけども、まあ50人、野次馬を含めても100人くらいじゃないかと、そういうふうに言われておるんですが。まあ最初はですね、オマワリさん、近くにいたオワマリさんは、行くときはちゃんと歩道を通っていかなきゃだめだよ、で、総理のうちの前に行ったらですね、あの、5人くらい束になって、あの、歩いて行かなきゃだめだよ、と、そんな話をしていた。
ところが、固まって動き出して、赤信号で止まって、青になった途端にですね、私服の警察官がわっと襲いかかってきて、えー、そのー、3人逮捕された、と。まあ、一人が逮捕されて、そして、その逮捕を阻止しようとしている二人が公務執行妨害でやられたと。こういう事件だそうであります。
私はその後インターネットでそれを見たり、あるいは、あの、関係者の話を聞いたり、あの、作家の雨宮処凛さんなんかもいたそうなんでありますが、いろいろ聞きました。で、これはですね、逮捕後、まあ10日間の勾留がついて、全員釈放された、ということでありまして、果たしてそもそも集団的示威行動と言えるのかどうか、極めて、私は疑わしい、まあ、聞いた範囲でございますけれども、外形的な事実から見ても極めて疑わしいにもかかわらず、事前警告もなしに一挙にですね、その、いわば押さえ込もうとした。
で、これを、私は、まあ、見ましてですね、まあ、ごく普通の若者だったようであります。従来の政党とかそういう関係のない若者、格差の拡大とか貧困にですね、怒りを持ってる人たちが、こういう話をしてる中で、まあ62億円のうちを見に行こうと、こういう話になって、歩き出した、というところなわけでありまして、もう法律的にもですね、もうそもそも構成要件の、その該当性の点からも非常に問題があるし、あの、その、違法性の点から言ってもですね、大変、あの、問題があるにもかかわらず、その、問答無用で押しつぶして、そして、まあ、10日間の勾留後全員釈放した、と。
まさに見せしめ以外のですね、私は、何物でもない、というふうに、まあ思っておりまして。まあ、ここでですね、その、逮捕の違法性の議論をしたって、なかなか言うこと聞かないし、まあ、本来は警察の方に行くのが筋なのかもわかりませんが、その後、10日間の勾留がついたということでありますんで、これは法務行政の問題でもあるというふうに判断をいたしまして。そういう意味でですね、まあ、こういうですね、その、こう非常に露骨なまさに、まあ、私はそもそも公安条例の対象ではないと思うし、仮にあったとしても極めて微罪なものに対してですね、やっぱり国家権力を振りかざして押さえつける、襲いかかると。こういうやり方はね、私はやっぱり絶対やるべきではない、そういうふうに思います。
これからですね、あのー、まあ国会ではどんどん言いたいことを言ってる御仁もおられますけども、表現の自由とかですね、思想・表現の自由というものを考えればね、私は、もっと違った対応があってしかるべきだ。まあ、そういう意味でですね、えー、今回のやり方等について、法務行政のトップとしてね、どういうふうな所見をお持ちなのか、まあ私は率直に言って不当な弾圧だ、と、こういうふうに思いますが、大臣の見解をお伺いしたい。こういうふうに思います。
森英介(法務大臣):これ、あのー、個別事件の捜査に関する件でございますので、法務大臣としては所感を述べることは差し控えさせていただこうと思います。まあ、一般論として申し上げればですね、えー、警察当局において、法と証拠にもとづき適切に対処するものと承知しております。
近藤:実にですね、がっかりする答弁でございますが。そのー、少なくともですね、警告もなしに襲いかかって、そして、あの、実質13日も身柄を押さえてですね、釈放する。ほんと異常だと思うんですよ。なぜ、この事件をですね、いわば集団的示威行動、私は集団的な意思なんてなかったと、いろんな人の話を聞いてみましてね、ないと、こういうふうに思うんですが、あのー、法務大臣は、どういう報告が上がってきてるんですか。私は事前に通告をしておりまして、ぜひお伺いをしたいと、こういうふうに思います。
森:お尋ねの事件については、本年10月28日に東京地検に送致され、検察官が裁判所に被疑者の勾留を請求して、これが認められ、11月6日、検察官において釈放したものと承知しております。まあ、今申し上げました通り、個別事件の捜査について所感を述べることは差し控えますが、刑事訴訟法は、現行犯逮捕の場合も含め、逮捕された被疑者について裁判官の発する勾留状により勾留することができる旨を規定しており、本件についても当方の規定にもとづき勾留されたものと認識しております。
近藤:まったく理由がありませんしね、10日間で全員また釈放するようなですね、そういう無様なことだったら、最初からすべきではない、不当逮捕のまさに証左が、私はここに現れているということを、指摘だけさせていただきたい、というふうに思っております。
で、これを、私は、まあ、見ましてですね、まあ、ごく普通の若者だったようであります。従来の政党とかそういう関係のない若者、格差の拡大とか貧困にですね、怒りを持ってる人たちが、こういう話をしてる中で、まあ62億円のうちを見に行こうと、こういう話になって、歩き出した、というところなわけでありまして、もう法律的にもですね、もうそもそも構成要件の、その該当性の点からも非常に問題があるし、あの、その、違法性の点から言ってもですね、大変、あの、問題があるにもかかわらず、その、問答無用で押しつぶして、そして、まあ、10日間の勾留後全員釈放した、と。
まさに見せしめ以外のですね、私は、何物でもない、というふうに、まあ思っておりまして。まあ、ここでですね、その、逮捕の違法性の議論をしたって、なかなか言うこと聞かないし、まあ、本来は警察の方に行くのが筋なのかもわかりませんが、その後、10日間の勾留がついたということでありますんで、これは法務行政の問題でもあるというふうに判断をいたしまして。そういう意味でですね、まあ、こういうですね、その、こう非常に露骨なまさに、まあ、私はそもそも公安条例の対象ではないと思うし、仮にあったとしても極めて微罪なものに対してですね、やっぱり国家権力を振りかざして押さえつける、襲いかかると。こういうやり方はね、私はやっぱり絶対やるべきではない、そういうふうに思います。
これからですね、あのー、まあ国会ではどんどん言いたいことを言ってる御仁もおられますけども、表現の自由とかですね、思想・表現の自由というものを考えればね、私は、もっと違った対応があってしかるべきだ。まあ、そういう意味でですね、えー、今回のやり方等について、法務行政のトップとしてね、どういうふうな所見をお持ちなのか、まあ私は率直に言って不当な弾圧だ、と、こういうふうに思いますが、大臣の見解をお伺いしたい。こういうふうに思います。
森英介(法務大臣):これ、あのー、個別事件の捜査に関する件でございますので、法務大臣としては所感を述べることは差し控えさせていただこうと思います。まあ、一般論として申し上げればですね、えー、警察当局において、法と証拠にもとづき適切に対処するものと承知しております。
近藤:実にですね、がっかりする答弁でございますが。そのー、少なくともですね、警告もなしに襲いかかって、そして、あの、実質13日も身柄を押さえてですね、釈放する。ほんと異常だと思うんですよ。なぜ、この事件をですね、いわば集団的示威行動、私は集団的な意思なんてなかったと、いろんな人の話を聞いてみましてね、ないと、こういうふうに思うんですが、あのー、法務大臣は、どういう報告が上がってきてるんですか。私は事前に通告をしておりまして、ぜひお伺いをしたいと、こういうふうに思います。
森:お尋ねの事件については、本年10月28日に東京地検に送致され、検察官が裁判所に被疑者の勾留を請求して、これが認められ、11月6日、検察官において釈放したものと承知しております。まあ、今申し上げました通り、個別事件の捜査について所感を述べることは差し控えますが、刑事訴訟法は、現行犯逮捕の場合も含め、逮捕された被疑者について裁判官の発する勾留状により勾留することができる旨を規定しており、本件についても当方の規定にもとづき勾留されたものと認識しております。
近藤:まったく理由がありませんしね、10日間で全員また釈放するようなですね、そういう無様なことだったら、最初からすべきではない、不当逮捕のまさに証左が、私はここに現れているということを、指摘だけさせていただきたい、というふうに思っております。



